Anycubic Kossel Linear Plus (Klipper/Mainsail)
次回からのキャリブレーション完全手順

ベッドの歪みを再計測したい時や、ノズルの高さを再調整したい時は、この順番の通りにコンソールへコマンドを入力してください。

⚠️ 注意:途中でノズルがベッドにぶつかりそうになったり、おかしな音がした場合は、画面右上にある赤い「緊急停止」ボタンをすぐに押してください!

手順 1:デルタ校正(本体の歪み補正)

1. プローブを装着する

手動レベリング用のプローブモジュール(マグネットスイッチ)をヘッドの先端にしっかり装着し、配線をつなぎます。

2. デルタキャリブレーションを実行

Mainsailのコンソールから以下のコマンドを一行ずつ実行します。ヘッドが動き出し、ベッドの数箇所をプローブします。

G28
DELTA_CALIBRATE
3. 測定結果の保存

ヘッドの動きが止まったら、結果を保存します(プリンタが自動で再起動します)。

SAVE_CONFIG

手順 2:ベッドメッシュ(オートレベリング)

1. オートレベリングを実行

再起動が完了したら、プローブをつけたままの状態で、再度コンソールから以下を実行します。ベッド全体の凸凹を細かく自動計測します。

G28
BED_MESH_CALIBRATE
2. メッシュデータの保存

計測がすべて終わってヘッドが止まったら、保存コマンドを送ります(プリンタが自動で再起動します)。

SAVE_CONFIG

※再起動後、Mainsailの「高低マップ(Heightmap)」タブから、ベッドの3Dグラフィックを確認できます。

手順 3:Zオフセット調整(紙1枚の隙間合わせ)

1. プローブをつけたまま開始する

回路チェックによるエラーを防ぐため、プローブを装着した状態のまま以下のコマンドを実行します。

G28
PROBE_CALIBRATE

ヘッドが中央に下りてきて、ベッドを一回「カチッ」と突いたあとに、少し浮いた位置で静止します。

2. プローブを取り外す

ヘッドが静止したら、ここでヘッドからレベリング用プローブモジュールを取り外します(ノズル先端がむき出しの状態にします)。

3. 紙を挟んでノズル高さを追い込む

ノズルの下にコピー用紙を1枚敷きます。Mainsail画面に表示されたZ軸調整パネルのボタン(-0.1や-0.05など)を使い、紙を前後に動かしながら少しずつノズルを下げます。
【ゴール】紙を動かしたときに、ノズルに軽く擦れて「ザザザ」と少し抵抗を感じる高さ。

4. 最終保存

位置が決まったら、パネルの「Accept」を押すか、以下のコマンドを送って確定・保存します(最後の自動再起動がかかります)。

ACCEPT
SAVE_CONFIG
🎉 完了:これで全てのキャリブレーションデータが記憶されました!
印刷する際は、スライサーの「開始G-code」の G28 のすぐ下に BED_MESH_PROFILE LOAD=default を入れておくだけで、常にこのレベリングマップが適用されます。